光の国から’08晩夏

nishikitaitei2008-09-14

ル〜ル〜ルルルルル〜♪
TSS一部メンバーが「げぇむ合宿」とやらで例会が無く全くヒマなわけで・・・(こちらからは、主催TJ氏及びYEN氏が行ってるのは把握してるけど、他に誰か行ってるんだろうか?)

で、ヒマだからかどうか不明だが、ウルトラマン(初代)のDVDをTU〇AYAから借りてきて視聴中。やはり子供向けの人気作(と言う割には全巻欠けも無く揃ってるが)らしく、DVD裏面が傷だらけで、たまに映像がストップするのには閉口。

本編を観ながら、イデ隊員の〇〇〇〇振りに引いてみたり、当時の文化風俗を眺め感慨に耽ったり、はたまた兵器の描写や脚本・演出にケチを付けたり突っ込んでみたり(特に実相寺回に多いw)と、独りで「嫌なオヤジ」振り全開で楽しんでたりする。

で、我々ゲーマーがウルトラマンと言ったらコレだろうか?

バンダイって、結構ニッチな題材でゲームを出してたよなあ……当時ツクダが見向きもしなかった題材もゲーム化していたしなあ(「スペースコブラ」とか「わが青春のアルカディア」とか、あとツクダの陰に隠れて余り知られてないけど、「ガンダム」まで出してたからなあ)

DVDを観て久し振りに引っ張り出して眺めてみた。
全放映39話中18話がシナリオ化(「怪獣殿下」は2話分だから19話分か?)されており、各シナリオを眺めてるだけでも、古の怪獣少年だった私にはワクワクするものがある。

シナリオは初〜上級に分かれており、初級・中級は今一地味だが上級はマニアック(笑)幾つか抜粋すると。

■「遊星から来た兄弟」:にせウルトラマンルール ユニット(コマ)だけゾフィを使用―能力はザラブ星人のままだが、科特隊が攻撃するにはチェックが必要。

■「怪彗星ツイフォン」:怪獣の水爆飲み込み 通常攻撃で倒すと水爆が爆発し怪獣勝利とかって、やべえなあ・・・(笑)格闘戦や八つ裂き光輪で止めを刺すのは良いらしい。劇中とは異なり、レッドキングではなくギガスにも飲ませる事が可能(・・・何でやねん(笑))
このシナリオ、25話観れば分かるけどギガスとレッドキングが共闘するのって変なんだよなあ。ドラコも出てこないし・・・三つ巴ルールが必要になるから撥ねられたのかな?

■「怪獣殿下」:ゴモラの輸送ルール ジェットビートルでとある地点(万博会場?)まで運び入れると科特隊の勝利だが、怪獣側はゴモラのお目覚めチェック(1ターン毎に5・6の目)に成功しないと動けないと言う事なので、このシナリオは、ゴモラが寝たままで負けて終わる可能性もあるんだよな・・・(笑)

■「禁じられた言葉」:勝利条件と特別ルールが結構複雑(笑)
シナリオの解説には『巨大化したフジ隊員を見たサトル少年(※フジ隊員の弟)は思わず禁じられた言葉を言ってしまいそうになる』って書いてあるけど、そんな描写は劇中にありません(笑)
このシナリオには巨大フジ隊員(笑)ザラブ星人・バルタン星人(劇中にはケムール人も居るけど、当シナリオは無視されている)が登場するが、本編ではフジ隊員以外は突っ立ってただけで、一切の破壊行動には及んでないのだが……
このシナリオは、デザイナーのオリジナル(或いは勘違い?)が相当入ってる模様。

■「怪獣墓場」:シーボーズ側勝利条件『30ポイントをとるか、倒される。』って・・・また随分アバウトな(笑)まあ、ロケット発射台に追い込む必要があるから仕方がないんだけど。
果たしてこの勝利条件で負けた科特隊プレイヤーは存在するやら??(笑)

■「さらばウルトラマン」:マルス133ルール これによりイデ隊員の戦闘力が強化されてるのだけど(10倍ぐらい)劇中でマルス133を喰らったのはゼットン星人であって、ゼットン自体は「ペンシル爆弾」であっさり倒されたのではなかったかな?(※マルス133自体はずっと以前から劇中で登場済み)
※加筆
確認:
マルス133を持っていたのは、最初はハヤタ。後キャップに渡しウルトラマンに変身。
イデはスーパーガンで戦闘。
マルス133はの攻撃はゼットンには無効。
ゾフィ登場はゼットンが倒されてから。
・・・う〜む、このシナリオもデザイナー氏の記憶のみで作られている感あり??

・・・とまあ、(嫌味を書き連ねた感はあるが)上級シナリオはどれも面白そうなんだけど何て言うか、全体的に詰めが甘いって言うか、かなり大らかだったりするのが難点で、その所為か誰もシナリオをプレイしてくれないんだよなあ(バトルロイヤルしかやった事ないわ)

最後に
実は私の持ってるこの作品

実は不良品(笑)ガボラが見当たらず余計な奴が。……安売り処分品を買ってから何年か後に発覚。
しっかりしてくれよ!当時の内職さん(?)・・・OTL

余談:このゲームのルールブック中で、「ターン」の事を「イニング」と表してるが、もしかしてこの作品のデザイナー氏ってツクダの関係者だったのかな?