実録!ハワイ・マレー沖海戦+α

何故だか『日本機動部隊』のルールを思い出さなくてはいけない気分になり、ルルブを読みかけたのだが。良く良く考えてみれば、ルール習得用のソロプレイシナリオ形式になってるのに気づき(オイ ・・・何十年かぶりに一連のシナリオを試してみたw
使用ゲームはエポック版が「積んどくの海」に呑まれてしまってるので、CMJ版を使用w

真珠湾攻撃
航空攻撃を習得する為のシナリオ。
特別ルールとして、奇襲なので最初4ユニットまでは対空射撃を受ける事は無く。また、停泊中の艦艇を相手とすると言う、言わば「据え物切り」状態なので、対艦攻撃時に-2の有利な修正が付く。
攻撃側の勝利条件は35点以上確保すると言う事だが、6ユニットある軽・重巡洋艦を全部沈めたところで「14点」でしかなく、費用対効果が見込めないと思い8隻の戦艦に「大破」以上の損害を与えるべく(撃沈「6点」、大破「4点」)心掛ける。

初期配置
日本側兵力
第一次攻撃隊:97艦攻雷装型(攻撃力6)5.5ユニット・同爆装型(攻撃力2)5.5ユニット=合計攻撃力44
第二次攻撃隊:99艦爆(攻撃力5)9ユニット=合計攻撃力45
米側兵力
旧式戦艦:8ユニット・重巡洋艦2ユニット・軽巡洋艦4ユニット

第一次攻撃

淵田美津雄中佐率いる第一波攻撃(高橋少佐率いる99艦爆が居ないようだが艦艇以外の目標に向かったのかな?w)
ドック内や他艦の陰に隠れてる艦艇は「爆撃」のみ可能で「雷撃」不可だが、攻撃力の多寡が知れている水平爆撃機を投入しても無駄と考え雷撃補助にまわす。
防御力の低い「オクラホマ」「ネヴァダ」へそれぞれ12攻撃力防御力が強い「カリフォルニア」へ最大の14攻撃力を配置し、奇襲特典はカリフォルニア攻撃機隊に回す。
戦果
ネヴァダ:撃沈
オクラホマ:大破
カリフォルニア:中破
対空砲火を受けなかったカリフォルニア攻撃機隊の賽の目が振るわず、なんとも締まらない結果に・・・

第二次攻撃

島崎重和少佐率いる第二波攻撃(島崎少佐直卒の水平爆撃隊が…以下略w)
島崎少佐が上記の有様なので、江草少佐率いる艦爆隊の攻撃w
第一次攻撃隊の戦果が思わしくないので(計13点)大破狙いで、無傷の殆どの艦艇に艦爆2ユニットづつをばら撒く(もう自棄w)
結果
ペンシルバニア=撃沈(!)
メリーランド=中破
テネシー=中破
アリゾナ=中破
ウェストヴァージニア=まさかの無傷!

大本営発表
撃沈2
大破1
中破4
合計28点・・・7点足らずで布哇作戦若干失敗
このシナリオは一人用だから問題ないけど、実際(以上)の戦果をあげるのは、やや困難なのでないかと思われる。
(プレイ後にルルブを良く読んだら、攻撃隊の投入は今回のように事前にプロットする必要は無く、一回の攻撃が済んでから次の攻撃を解決すると判明・・・あうw)

マレー沖航空戦
航空機の攻撃に加え、艦隊の移動と航空索敵(のつかみ)を習得するシナリオ。
移動目標なので航空攻撃時の修正は無し。隣り合った艦艇との共同対空射撃などが追加。

画像上:シナリオ開始時
画像下:Z部隊発見!
日本側兵力
96式陸攻 雷装3(攻撃力「6」)・同爆装4(攻撃力「2」)
1式陸攻 雷装3(攻撃力「6})
合計攻撃力44
英軍側兵力
Z部隊:戦艦2(P.O.ウェールズ・レパルス)駆逐艦1.5ユニット(3隻)
第二ターン目にはZ部隊を発見。早速航空攻撃。


弱いレパルスから戦闘能力を奪おうと、まずはこちらから攻撃、最大の14攻撃力を投入する物の対空射撃に阻まれ中破(画像上)
続いてP.O.ウェールズに同様の攻撃をかけ、こちらも対空砲火に阻まれ振るわず中破(画像下)


第二波攻撃
表面と大差ない対空能力にこれまた妨害されレパルス大破(画像上)
……この時点で日本の勝利は無くなる。
悔し紛れにP.O.W攻撃。スカ!ww(画像下)・・・ダメだこりゃ!w

この分だと、どうやらチャーチルは引き篭もりになり、自室でアニメを観ながらこっそり泣かずに済むようだ(笑)

スラバヤ沖海戦
水上戦取得のためのシナリオ。空母戦と無関係だからどうでも良いのだが、折角だからプレイ。


画像上:セットアップ
画像中:敵艦隊発見
画像下:昼間第一合戦
最初のプレイで、日本艦隊がABDA艦隊にどうしても追い付けず「おかしいな?」と思ったが、逆方向に移動していることが判明し仕切り直すww
第2ターン目、第5戦隊(重巡那智・羽黒基幹)及び第4水雷戦隊が敵艦隊と接触。まずは重巡のみで撃ち合う。
既に損傷状態のヒューストンが撃沈、エクゼターも大破する。日本側は那智が小破。


画像上:昼間第二合戦
画像下:昼間第三合戦及びシナリオ終了時
続く第3ターン、第2水雷戦隊も駆け付け決戦状態に。軽巡数の不利が無くなった日本側が軽.重巡同士の砲撃を選択。敵軽巡二隻による共同砲撃を受け、小破からの応急修理を終えた那珂が又も被弾、中破状態になるも敵軽巡デ・ロイテルとジャワ及び瀕死のエクゼターを返り討ちにする。
続いて第4ターン、駆逐艦を交えての砲・雷撃戦に発展、残った敵軽巡バースが撃沈。敵駆逐艦を3.5ユニット(七隻)撃沈させるが、バースと駆逐艦の砲撃により、中破状態の重巡那智が沈没、軽巡那珂が大破、同神通も小破の損害を受けた時点で勝負ありと見てゲーム終了。
日本側スコア15.5ポイント-連合国側スコア4ポイント=11.5ポイント
勝利条件は日本側が7ポイント以上の差を付ける事なので、今度ばかりは日本の大勝利w

史実における日本側の艦艇の損失怖さ(だって、悲しいびんぼっちゃま国の弊害で、死にたくも無いあたら優秀な艦長が、責任を取って艦と運命を共にさせられるんだぜ?w)による、臆病超長距離砲撃戦に終始する事も無く、システム上(プレイヤー上も?)積極的に砲・雷撃戦を躊躇わず選択してしまうので、ここまで史実とは異なる結果となってしまうのだろうか??

各シナリオとも、今プレイし直してみると中々楽しい事に気付かされた(特に真珠湾の勝ち方等は研究に値する代物ではなかろうか?)

また、例会時の(相手が居ないときの)独りの時間つぶしのプレイには持って来いで、その光景を見た周囲からの哀れみを買うこと必至ではないかと推察されるw