’08・07・05例会

参加兵力:8名(内ゲームプレイ人数7人)

プレイ物件:
ヒトラー電撃戦(CMJ)
トワイライト・インペリウム(FFG)
銀河連合(同人)
小沢機動部隊(SOLGER)
バーミリオンの死闘:ラインハルトRC.490(TSS)

ヒトラー電撃戦

KMT・Trajan両氏の対戦
何と、トルコが枢軸側に立って参戦。それに伴う裏崩れで英軍が苦戦の連続。中東一帯から英軍が完全に追い払われ、枢軸軍がバスラにまで達していた模様wこの勢いだとインドで日本軍と手を繋ぐ事必至w
独ソ戦は発動していたが、中東のゴタゴタでかなり後れていた模様。折角コーカサス方面に戦線が形勢されていたのに、両軍はそこでにらみ合いの膠着状態になっていたw
詳しくはココ

銀河連合

風間氏の新デザインカードゲーム。風間氏及び怪鳥さま、はるぜひ氏、AMI氏がテストプレイを行っていた模様。何でも、トワイライト・インペリウム世界でサンファンを行う作品らしい。
キショい元版のイラストカードも存在するが、怪鳥さま専用謎カード(画像下)も特別に用意されており。そちらでプレイされていた模様w
詳しくはココで。

トワイライト・インペリウム

上記テストプレイを終えたAMI氏を除く面子の対戦

小沢機動部隊

SOLGER夏コミ新作(予定)のテストプレイをさせて頂いた。珠玉の名作『日本機動部隊』のマリアナ沖海戦版ヴァリアントシナリオ。
私が大日本帝國海軍なけなしの第一機動艦隊を担当、デザイナーのAMI氏には「鋼鉄の暴風」アメリカ合衆国海軍第58任務部隊を受け持って貰った。
やはり分かっていても相手は強大な兵力(二倍以上)マトモにやりあっても勝てる気がしないので、取り合えず索敵をして敵位置の把握に努める。
米軍はまずは上陸部隊のために、サイパンテニアン・グァムの根拠地を叩かねばならぬから、攻撃・爆撃機群を根拠地攻撃に割き、戦闘機は温存(妥当だなやw)日本軍的には、同根拠地群を援護したくても位置的に無理なのでただただ指を咥えて眺めるしかないが、基地航空隊(?)も含まれているらしい対空能力(と言っても微々たるものだが)で攻撃隊0.5ユニットを撃墜すると言う殊勲を挙げる(実際、これぐらいの損害でも、与えた事自体に感動できる兵力差ww)
前後の形勢に鑑み、第一日目の航空攻撃は止めにしようかと思った矢先、敵機動部隊発見の報と共にあわよくば敵と刺し違えようと前進していた、我が方の前衛部隊が発見されたので、誘爆を誘うぐらいならと前衛部隊の全航空機を出撃させる。
敵の空襲により、空母千歳・千代田・瑞鳳ならびに戦艦武蔵撃沈、大和中破の損害を喰らう。我が方の空襲、護衛機不足(前衛部隊の零戦は、爆装戦闘機の21型が主で、制空戦闘機の52型が1ユニットしかないのだ)にて、当然の如く敵迎撃機の邀撃に遭い、敵艦隊に到達するまでも無く天山と97艦攻各0.5ユニットを残して他は壊滅(逆に良くも残ったものだと我ながら感心するw)残存機は乙部隊に収容する。
続くターン、航空機が対艦攻撃が可能ギリギリな薄暮の時間帯、迎撃に出た米艦隊の艦載機が帰投の為空母に収容される隙を狙い、乙部隊の攻撃隊が(甲部隊艦載機は航続距離外だった)米艦隊を強襲。米護衛艦艇は激しくVT信管付きの対空砲火を打ち上げるも、ヘルキャットの迎撃が無いのが幸いし米空母に肉薄。日本男児ゲーマーなら必ず沈めてみたい(まあ、防御力が弱いと言う事もあったんだがww)ビッグEこと怨敵空母「エンタープライズ」、何か妙に気に入らない噂がある空母のネームシップエセックス」、及び一年七ヶ月前に沈めた気がする「ホーネット」を海の藻屑とすることに成功するw
ここで勝利条件の点数計算をした結果、このまま尻尾を巻いて逃げても「引き分け」になることが判明。だが、夜間ターンが迫ってきてる事もあり、ついつい色気を出してしまい(これが失敗だったかも?w)得点を稼ぐため空母を失った前衛部隊に敵機動部隊追撃を命じたが、米軍の戦艦の数が日本軍を上回ってるのをすっかり失念w(敵を上回っているのは重巡の数だけw)
案の定米軍は戦艦・重巡を抽出し一大水上部隊を形成。夜戦を挑んできたw結果、米戦艦群を中・大破状態に持ち込むも日本側も中破の大和を失い他戦艦・巡洋艦群も損傷を受ける羽目に陥り一旦退避するハメに・・・w
水上部隊が難渋している夜間ターン、翌朝の決戦準備を整えていた甲部隊が敵潜アルバコアの雷撃を受け、史実通りに空母「大鳳」を撃沈!!戦局になんら寄与する事も無く、貴重な航空機8ユニット(72機)とともにマリアナ海溝深くに没してしまうと言う椿事が発生してしまう・・・
翌朝、夜間戦闘で傷ついた水上部隊にそれぞれ両軍の攻撃隊が殺到。日本軍の戦果は振るわず前夜の戦いで傷ついていた戦艦「アラバマ」及び重巡「ウィチタ」を沈めるに留まり、対する敵の空襲は、甲・乙部隊もあわせ許す限りのCAP(8ユニット)を送り込むも衆寡敵せず、(前夜からの損害も併せ)戦艦榛名及び重巡7ユニット、軽巡1ユニットを喪うと言う大損害を蒙った上、更に(史実通りにw)空母「翔鶴」がアルバコアの第二雷撃を受け中破するに至り抵抗は無意味と悟り投了・・・
日本軍的には「……てっ、敵の正規空母を三隻も沈めたんだからねっっ!」と言う精神的勝利のみが残る結果にw
米軍プレイヤーは空母及び艦載機の運用が大変だが、題材の壮大さ(史上最大の空母戦)の割には手軽にプレイできる良作になる予感。
米軍プレイヤーは余裕ある作戦を立てながらの大名プレイ。日本軍プレイヤーは万に一つの失敗も許されない「重圧たっぷり」なストレス胃痛プレイが楽しめる事請け合いであるw(私は、「アウトレンジ戦法」に懐疑的見解を持っているので、今回は特別ルールの「アウトレンジ戦法」は敢えて使用しませんでした)

バーミリオンの死闘:ラインハルトRC.490

相当前にユニットは出来ていたものの、すっかりTI3サークルになってる状況ではテストプレイも儘ならず、長らく放置していた代物だったが、今回急ぎマップを製作。「小沢機動部隊」のテストプレイを終えたAMI氏にテストプレイを付き合って貰った。
1ユニットは4〜500隻。システムは、CMJ34号付録テッド・レイサーの「グリュンヴァルド1410」からのパクりであるw
今回はこのシステムで上手く動くかどうかを試す為のテストなので、配置はいい加減(画像参照)
元ネタ(グリュンヴァルド)とは違い、最初の3ターンは両軍の混戦状態を再現する為にランダムシークエンス(つまり、行動はランダム)第4ターンから各々ダイスを振りイニシアチブプレイヤーを決定すると言う方法でプレイしてみた。
テストプレイの結果(某所での指摘の通り)ラインハルトの縦深陣は再現できそうに無い―これはツ○ダの作品でも再現困難だが―(原作での薄紙戦法って、単なる逐次投入・各個撃破なんじゃ??と常日頃思ってるのだが?)のだが、プレイ感覚的には結構楽しい作品に仕上がりそうな予感(笑)
あとは、小惑星ダミー及びミュラー艦隊の来援のルールを確立して、もう一度検証してみる必要ありってところか?(@シナリオも作らないとねw)