GJ27号が来た

GJの最新号が届いた。
お題目は「アフリカンギャンビット」
GJ22号の「東部戦線・冬期戦」と同様、元はアドテクのシミュレーションゲームブックシリーズの再販品で、私も学生当時¥1500と言う価格に惹かれ購入し、散々プレイしたものだった(ソロでw)・・・初版が1983年だから四半世紀振りのお目見えと言う事になるのかな?
本文p.11から37までは(リプレイ漫画を除いて)シミュレーションゲームブック当時の記事で、戦況図や人物イラストも当時のものを使用しているので、非常に懐かしい。

パッと見のゲームの改訂点(と言うほどでもないが)
ユニット:

ユニットの色が、元版の英=赤・伊=黄・独=灰・米=緑・仏=青が。
新版は下が白帯で英=タン・伊・ライトグリーン・独=ライトグレイ・米=オリーブ・仏=薄紫になった。
連邦軍の構成国別に兵科記号の色が塗り分けられている。
補給ユニットがドラム缶から補給マークになり、前作と異なり移動済み面(裏面)が見分けやすくなった。
独・米軍には師団マーク。その他は国籍別インシグニアが入れられている。
マップ:
元版の雰囲気を活かしており、元版と異なり地形効果表もカラーになったので、地形の判別が容易になった。
ターン記録表が入りプレイしやすくなった(元版は本を傷めつつコピーしたものだったなあ……w)
シナリオ別のセットアップ、CRT等の一覧が入れられプレイし易くなっている。

ルール:

選択だが、ラウンド制戦闘(CRTによらず両軍でダイスを振り合う)が追加。
例の伊軍餓死作戦防止策の「ムッソリーニの失脚ルール」で、外道な真似をするとダイスチェックで枢軸軍敗北の可能性がある(悪逆非道な作戦指導に、キレた軍部がクーデターを起こすそうなw)

以上、分かる範囲で書き出してみたが、中々意欲をそそられる改訂振りだった。

次号は諸国民戦争と二人打ち春秋戦国ものの2IN1らしいが。諸国民戦争の方は昔Trajan氏が出していた物の再録か?・・・とも思ったが、何かユニットが違う感じがするので、これは別物なのかな??