思い出した

先の冬コミにおいて、「政宗戦記」の引き合いが意外にあった事に少々驚いたが。同じシステムで、何個かゲームを試作していたのをふと思い出したので、外付けHDDのお蔵入りデータから二つ程引っ張り出して若干リファインしてみた。

今回引っ張り出したのは二つ。二つとも長宗我部元親の戦い。

中富川の戦い
1582年(天正10年)阿波・讃岐の十河勢7000vs長宗我部勢23000の戦い。

「渡川(四万十川)の戦い」
1575年(天正3年)土佐一条氏の残存勢力+伊予の土豪連合勢力3500vs長宗我部勢7500の戦い。

上記2合戦とも兵力バランスの悪い戦いで、「姉川の戦い」や「長篠の戦い」に見られる様にように、小兵力側と大兵力側の連度に差がある訳でもないから余計に始末が悪い。
なので、先の「政宗戦記」における人取橋方式(=大兵力側ユニットを2ステップにし、その分ユニット数を減らすと言うインチキ方式w)を採ることにして、元版に比べ長宗我部勢のユニット数を調整する事とした(それでもまだ多いのだが・・・)
元版時代には、一応「渡川の戦い」シナリオのテストプレイをしたが、(当然の如く)長宗我部勢の圧倒的戦力(ユニット数)に一条勢が飲み込まれてしまい、まるで勝負にならなかった記憶がある。今回の調整では果たしてどうなるやらw

で、上記2作品をいじくりまわしていた所、ふと(またかよw)元親繋がりの冬コミハガキゲー没作品の存在を思い出しwマップの地形のみをハガキサイズからA4サイズに拡大。インスタント的にもう一作品でっち上げてみるw

長浜表の戦い
1560年(永禄3年)本山茂辰2000余vs長宗我部国親1000余の戦い。元親の初陣の合戦として有名。

これも本山勢が2倍以上兵力が上回る戦いだが、史実では両軍とも互角に戦ったのと、鬼若子様をルール化したかったので(画面中央上鬼若子様が控えているw)ステップ方式は今の所採らずにデザインしてある。

上記「政宗戦記」の引き合いに鑑み。上記三作品を纏め、長宗我部元親3部作として次のイベント(ゲームマーケットor夏コミ)にでも、新作として発表しょうかと画策しているのだが。最大の問題点は、「政宗」ほどに「元親」の知名度は高くない(それこそ雲泥の差だろう)事なんだよなあ……