蝙蝠さん

長宗我部は当初の兵力

先日の例会で、作ったばかりの秀吉の四国討伐シナリオ「鳥無島之蝙蝠」(相変わらずのTJ氏命名(笑))をプレイ。
兵力は秀吉方約11万vs四国方4万余と言う戦いなので、当初、バランス取りの積りで長宗我部氏40数ユニット+四国諸勢19ユニットとしてTJ氏にお伺いを立てた所、「長宗我部のユニット数が過大すぎる」との仰せなので、急遽長宗我部ユニットを減らして25ユニットで、計44ユニット(それでもまだ過大?)
対する羽柴方は「秀吉軍記」のユニットを主に使用。淡路島方面隊(笑)51ユニット。屋島方面隊は宇喜多氏を中心に24ユニット。途中に増援として今治から新居浜方面に上陸する毛利隊30ユニット。の計105ユニットと過小に評価。
・・・でも倍以上なんだよなあ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
勝利条件はプレイを進めながら決定し、結局

城の獲得による得点
レベル0:1点
レベル1:2点
レベル2:3点

ユニット除去による失点
総大将:5点
大将:3点
武将:1点

長宗我部氏を除く四国方ユニットの除去
総大将:2.5点
大将:1.5点
武将:0.5点

以上の得失点を比べてその結果羽柴方プレイヤーが30点以上の差をつけていた場合勝利・・・に落ち着いた。
ターン数は当初、史実だと短すぎるので、IFの意味を含めて10ターンとしたけど、やはり長いと長宗我部がアレ(笑)なので8ターンに。(それでも長い)

テストプレイの経過は、長宗我部方(私)が各地にばら撒かれているユニットを白地城に集結。各方面を睨みを効かせつつ主力は同地に拘置(でも数が数なので、中々攻勢には出られないTT)。金子、香川、羽床、香西氏の諸勢は城に篭って各本城を堅守。
羽柴方(はるぜひ氏)は有り余る物量(ユニット)を背景に、阿波及び東讃岐の城密集地帯で同時に複数の城を囲み、城に頼らずユニットで連絡線を確保、ほぼ当初に想定した通りの電撃戦を展開してくれた模様。
毛利上陸以降は伊予方面にも戦火は拡大。同方面は精鋭の金子氏が金子山城に立て篭もり、他方面の友軍との連絡を許さず。
だが最終的には白地城も羽柴主力に圧迫されついに放棄。得点が30点に達しそうなので、講和・・・っつか投了(笑)
哀れ長宗我部氏はヒシュト〜リカル通り土佐一国に減封と相成りました。

まあ、結局史実がアレなので、長宗我部氏は大軍に翻弄され、遅滞戦術に終始すると言う一方的なシナリオになるのは仕方ないかな?(長宗我部方はもうちょっと主要進撃路の城に武将を入れて城を落ち難くすべきだったかも?・・・)

このシナリオの感想。
四国方は主将の長宗我部元親からして戦術2・行動3…などという能力で、配下も似たようなお寒い状況。
一方羽柴方は総司令官の秀長と配下の黒田・蜂須賀、配下じゃないけど宇喜多秀家(秀家は戦術1・行動2なのだが、忠家を統率していると忠家の能力を使える@TJ氏考案)・小早川隆景が共に戦術2・行動4という、すんばらしい能力(そのまた下も、殆どが行動3)の持ち主揃いなので。
言わば、関東制圧の「謙信越山」シナリオと秀吉軍記の諸シナリオを足して2で割った状態のまま、守勢方の城と武将能力をショボくして、どうしようもなくなった感じと言った、連度(能力)で負け、物量で負け、と言う。長宗我部方プレイヤーは、まるで末期の○本海軍航空隊を率いて戦っているみたいな気分になれます(爆)(しかも白地に赤のユニットだし)
……と言った所でしょうか?