知られざる戦争映画

nishikitaitei2005-08-19

プータローの特権、暇なので(ヲイ・・・今迄買い溜めていた戦争映画DVDを観る。
一つは旧ソ連映画(1985年だったらまだソ連だよなあw)「レニングラード大攻防1941」
今一つは米国映画「極寒激戦地アルデンヌ〜西部戦線1944〜」
・・・米ソ両国仲良く彩プロhttp://www.ayapro.co.jp/の製品ってのが笑えるよなぁ・・・

レニングラード〜」は戦争映画と言うのもおこがましい包囲下のレニングラードで火薬のプロ市民(藁)達が軍部に「火薬が足りねーから舟と人材使って使えそうな火薬選んで運んで来〜い!!」っつ〜映画だった(はっきり言って銭返せ!)です。・・・まあ、戦争中(包囲下の)市民生活を窺い知るには良い映画なのかもだよ!?w
大体、サブタイトルに「ナチス包囲-旋律の900日」と言う割には映画の最後のテロップで「これは包囲開始21日目云々・・・」って言い訳(?)が流れるような代物だよ。
「21日」って、まだまだ包囲戦始まったばっかでこれからじゃん・・・って思うのはゲーマーの悲しいサガってもんだな。うむw

「極寒〜」は東部戦線に較べれば遥かに暖かい極寒戦線アルデンヌのいわゆる「バルジ大作戦」最中の「マルメディの虐殺」がモチーフの映画であった。
コマンドマガジンのYSGA主宰Y内氏の論評通り、「小火器」に着目さえすればそこそこ楽しめる映画と言ったところか?
大体登場人物からしてマルメディの生き残り+撃ち落とされた英空軍のパイロットで、持っている火器と言えば主人公が敵兵から分捕ったKar98騎兵銃(@弾4発)&英空軍パイロットの持っていたリボルバー拳銃・・・と言う有様である。
対する独軍と言えばStg44突撃銃だのMP42だの細かい事に拘るガンマニアなら(俺か?)楽しめる事請け合いである。

彩プロさんには今迄あまり日の目を見なかった(旧ソ連等の)良質戦争映画をこれからも発売して行って貰うのを願うばかりである。